2017年01月05日
お葬式に参列するときの基本的な服装
お葬式では遺族も一般の参列者も喪服を着用するのがマナーとなっています。喪服とは上下とも黒い生地で仕立てられた、弔事に着用するための服です。男性用であれば、ブラックスーツが代表的です。ただし、普通のビジネス用のとは違い、喪服用のブラックスーツというのがあります。喪服用は光沢のない素材でできています。一見すると同じように見えますが、いざ葬儀に参列すると周りと違いがはっきりわかってしまいます。必ずお葬式には喪服用のブラックスーツを着用して参列することが大切です。
また、光りものは避けることもマナーの1つです。特に女性の場合は注意が必要です。ピアス、リング、ネックレス、時計などのアクセサリーは控え、華美にならないように控えめに装うのがマナーです。唯一していいのは、結婚指輪だけです。一連のパールのネックレスが許される場合もあります。二連のネックレスは不幸の連鎖をイメージさせるため、良くないものとされています。そのため、パールのネックレスをする場合は一連のものを使用することが大切です。
葬儀スタイルによっては、遺族のほうから「平服でお越し下さい」と言われることもあります。しかし平服でと言われてもカジュアルダウンしすぎた服装で行くのはNGです。これはあくまでも喪服でなくても良いと言う意味です。平服でお越し下さいと言われたら、黒やグレーなど地味めの色合いの露出の少ない服装で参列することをお勧めします。