2020年01月04日
人が亡くなったときのお通夜とその流れ
身近にいる大切な人が亡くなるということはとても辛いことですが、ずっと悲しんでいるわけにもいきません。死者が生前付き合いのあった会社の人、友人など、関係のあった人たちがきちんとお別れができるようにお葬式をして死者を送り出してあげる必要があります。
お通夜は現代の葬儀の中でも最も重要なもののひとつと言われています。最近は斎場のような会場で行われることが多く、流れとしては、まず参列者がお悔やみの言葉を述べつつ受付にて記帳してお香典を渡します。その後は棺のある祭壇にて、お焼香を行います。
やり方は宗派や地域によっても異なるようですが、基本的には遺族に一礼したのち祭壇にも一礼し合掌します。抹香を指でつまみ上げてだいたい目の高さまで持ち上げてから、指をこすって静かに落とします。これを何度か繰り返してから、再び祭壇に合掌し、遺族にも一礼して元の席に戻ります。
自分になじみのない宗派などの場合は、周りを適度に確認して真似してみるなど、臨機応変に対応することも大切です。焼香が終わると、いわゆる通夜振る舞いとしてお食事やお酒が参列者に振る舞われることになります。参列者は、マナーとしてこれを断らずに頂くのが望ましい対応と言えます。
また同時に、あまり長居はしない方がよいでしょう。