2020年02月07日
仏教における一般的なお通夜の流れ
突然お通夜に参列することになった時に焦らないよう、どのような流れで執り行うのか知っておくと安心でしょう。まず、一般的にお通夜は夕方以降に開始となることが多いです。開始時刻の1時間ほど前から受付が始まるので、記帳を済ませます。
もしお香典やお供えを持参する場合には、この時に受付スタッフへ渡します。開式までの時間には、喪主や遺族の方へご挨拶をして回ったり、故人のお顔を拝見させていただいたりして過ごすと良いでしょう。開式の時間になったら、祭壇の前に用意された椅子に着席します。
儀式の流れは、仏教の場合には僧侶による勤行の後、参列者によるお焼香を行うことが一般的です。お焼香のやり方も宗派によって多少違いがありますが、その場で斎場のスタッフから説明があるので、特に知識が無くても問題ありません。
お通夜が全て終わった後には、通夜振舞いと呼ばれる軽食が用意されていることがあります。本来は親族や友人など故人と親しかった方どうしで、故人との思い出を語り合う場です。一方、遅くに参列していただいた方々へ、夕食をもてなす目的も含まれているので、時間が許せば引き続き出席しましょう。
ただし、喪主は次の日の葬儀に向けた準備もあるため、あまり長居しないように注意する必要があります。