2020年04月11日
お通夜のやり方と流れを把握しよう
故人が亡くなられた場合、最初に執り行われるのがお通夜です。お通夜とは夜通し灯を消さずに、遺体を見守る儀式を言います。この儀式においては親族のほか、一般弔問客も多く訪れることとなります。多くの人は弔問客の対応をする必要があるように思われがちですが、この儀式においては遺族は基本的に弔問客の対応をする必要はありません。
やり方や流れとしては、まず弔問客は受付を済ませて、そのまま参列します。お坊さんによる読経が済んだら、喪主は参列者に対して一言挨拶します。この挨拶についてはできるだけ簡潔に行うこと、湿っぽくならないことがポイントです。
話す時間は1分から2分程度で、文字にしますと400字詰め原稿用紙1枚程度の内容で、伝わりやすい言葉で弔問客に感謝の気持ちをしっかりと伝えます。その挨拶が終了したら、参列者は帰宅することとなります。先述したようにお通夜は夜通し行われるという意味から、かつては一晩中、親族は起床して対応していましたが、今では夜もそこそこに終了となって、その後は親族のみが遺体に付き添うというスタイルが一般的となっています。
このように以前に比べますと、かなり負担が少なくなっていると言えます。